iPhoneやipadで有名なアメリカの企業「アップル社」が、
スマホ中毒に対する対策を打ち出すことを発表しました。
スマートフォンの使いすぎでスマホを作ってる会社が困ることはないはずなのに
なぜ中毒者の対策をするのか?
6月4日にアップル社は、「スマートフォン中毒」の対策としてスマホやタブレット型端末の使いすぎを制限する機能を導入すると発表しました。
機能の内容は、アプリ毎に利用時間の設定ができるようにし、
制限時間が近づいてくると通知が出てその後利用できなくする利用停止状態にするそうです。
子供にスマホを渡している親御さんからすれば、
素敵な機能だと考えると思いますが、子供からすればたまったもんじゃありませんね。
ソシャゲ中に時間が来て、アプリがオチたらブチギレると思います。
機能を利用して、親は子どものスマホの使用状況を確認したり、就寝時間に使えないようにしたりできるということです。
今年の秋頃に配布する予定のOSで、「iOS12」に新機能を搭載するそうです。
アイフォーンやアイパットの基本ソフトなので、回避不可ですね。
でも、アプデしなれければ暫くはもつと思います。
そもそもの発端は、今年初め、アップルは投資家から子どものスマホ中毒に対処するよう求められていました。
一方、アンドロイドを提供するグーグルもアプリの使用時間を制限する機能を先月に発表していて、スマホ中毒対策に乗り出しています。
【スマホを長時間使用したときの影響とは】
スマホの使用を制限したがるからには、なんらかの影響があると考えているからですよね。
よく言われるのはブルーライトが目に悪影響があると言われますよね。
デジタルディスプレイから発せられるブルーライトは、体に大きな負担をかけるそうです。
ブルーライトは紫外線の次にエネルギーが強いため、目の疲れや痛みといった、直接的なダメージを眼球に与えます。
厚生労働省のガイドラインでは、1時間のVDT(デジタルディスプレイ機器)作業を行ったときには、15分程度の休憩をとることが勧められています。
他には電磁波の影響ですよね。
携帯電話などのコードレス電話を5年以上頻繁に使用した人は、脳腫瘍になる率が2倍になり、10年以上頻繁に使用した人では更に3倍から4倍にまで高まるという研究が公表されています。
アンテナが無くなった分、本体からの電磁波が凄く出てるそうです。
ブルーライトへの長時間の暴露(浴びること)によって、メラトニンの生成が抑制されるそうです。
メラトニンが抑制されるということは、つまり体内時計(サーカディアンリズム)が狂ってしまいます。
【スマホ中毒者対策まとめ】
近年スマホの普及率は特に15~29歳のスマートフォン利用率は高く、女性の15~19歳では78.5%、同20~24歳では73.5%、また男性の15~19歳では77.0%に上っているそうです。
個人的な感想は、スマホでできることはかなりあって、知識もそうだし
コミュニケーションのツールとしても使えますよね。
もちろんビジネスにも使えますし、会社から配布されている企業も多いと思います。
子供でもスマホがあればお金を稼ぐことが可能だし
分からないことや疑問に思ったことを辞書などで調べてたら時間がかかるけど、
スマホなら一発で答えを出してくれます。
スマホは確かに目や脳に影響を与えるとされていますが、
それと引き換えに時間を短縮してくれる素敵なアイテムだと思います。
頭から子供にスマホは悪影響だと決めつけすぎるのも、どうかと思いますけどね。