今年初の真夏日で熱中症 赤ちゃんや子供の熱中症の症状と対策

社会

今年2018年、6月9日は初めての真夏日となりました。

江戸川区の河川敷で午前10時頃、江戸川沿いグラウンドで野球の練習で

ランニングをしていた中学2年生が次々と熱中症の症状を訴えて、

病院に男子生徒6名が搬送されました。

6名の中学2年生はいずれも症状は軽症だそうです。

その日の最高気温は32℃でした。

東京都心では初めての真夏日になり、気象庁は熱中症の対策や注意をよびかけていました。

最近特に熱中症を訴える子供が多いですが、

日頃から対策を考えておきたいですね。

熱中症の症状とはどんな症状なのか、対策はどのようにすればいいのか調べてみました。


【子供の熱中症の症状とは?】

子供はなかなか自分で感情のコントロールがききません。

特に小さい子どもは暑くても遊ぶほうの好奇心が勝って、

公園などで走り回ります。

汗も暑さも本当に関係なく遊びますよね。

こどもの熱中症の症状は自分の体調を上手く伝えられないため分かりにくいかもしれません。

なので、大人がしっかり見てあげないといけません。

①汗のかき方がおかしい

いくらふいても汗がでる場合や、まったく汗をかいていないなど、
汗のかきかたに異常がある場合には、熱中症にかかっている危険性があります。

②顔のほてりやめまい

ふらふら歩いていたり普段と違う動き方を子供がした時は要注意です。
めまいや立ちくらみは熱中症のサインなので、症状を悪化させないためにも
すぐに上手な水分補給や塩分補給を行いましょう。

③筋肉のけいれん

筋肉がけいれんをおこしたり硬くなったり、手足の筋肉がつった状態になる場合もあります。

④体がだるく吐き気をおこす

身体にチカラがなく、ぐったりしたり吐き気や嘔吐、頭痛を訴えたら熱中症のサインです。

⑤まっすぐ歩いていない

カダラがガクガクと引きつけをおこしたり、まっすぐ歩けない場合は重度の熱中症の可能性があります。
その場合はすぐに病院で受診しましょう。

 

【乳幼児や児童の熱中症対策】

乳幼児赤ちゃんは体温調節機能が未発達のため、熱中症にかかりやすいです。

赤ちゃんの熱中症対策

1、日差しから赤ちゃんを守る。

自律神経の働きが未熟で、放熱や発汗による体温調節がうまくできません。
帽子を被せたり熱のこもりにくい服を選んであげましょう。

2、地面からの反射熱に注意する

背が低くベビーカーなど地面に近い状態が多いのが赤ちゃんです。
子どもの高さの気温や湿度を気にかけましょう。

3,暑い状態で置き去りにしない

赤ちゃんは自力で動けません。寝ていても、少しの時間でも目を離さずにしましょう。
車内の置き去りは絶対に駄目です。

4、室内でも注意する

日差しのない屋内でも汗をかいたり暑い場合は熱中症にかかります。
部屋の中でも水分補給を忘れないようにしましょう。


児童や中学高校生の熱中症対策

1、屋外でのスポーツに気をつける

部活で運動をする時は必ず水分補給、塩分補給を忘れないようにしましょう。
体調が悪いときに無理をすると熱中症にかかりやすいです。

2、通学でも気をつける

通学で自転車に乗っているときやバス停で待っているときも、
直射日光に長時間当たらないよう気をつけましょう。
日傘や帽子を利用して日よけ対策を忘れないようにしましょう。

3、運動部だけじゃない文化部も気をつける

部屋の中でも高温多湿の場所で長時間練習することは熱中症にかかる可能性があります。

【こどもの熱中症のまとめ】

赤ちゃん、乳幼児、小学生、中学生、高校生など、それぞれ対策は異なると思います。

赤ちゃんは自分で意思を伝えられないので、もちろん大人が見ていなくてはいけません。

児童については、外で遊んでいると夢中になってのどの渇きや気分の悪さなどの熱中症のサインに気づくのが遅くなります。

子どもや特に乳幼児が遊びに夢中な場合には、大人が見守り休憩や水分補給をすすめましょう。

どんなことでも普段と違うと感じたら、すぐに対処し必要であれば医療機関へ受診することをオススメします。

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