ゴールデンウィークに入り空港や観光地などで、
「白タク」が横行しタクシー業界では問題となっています。
特に中国人観光客は相変わらずの大賑わいで、
声は大きいし態度はデカイし正直ウザい。
その中国人たちは、アプリを使って白タクを予約し
料金もスマホで支払うそうです。
しかし実際に白タクが駅前や空港にいたとしても現行犯出ない限り逮捕するには難しいのが現状だそうです。
中国人観光客を対象にした違法白タクが日本各地で摘発されていることが社会問題になっています。
【白タクとは?】
そもそもタクシーは営業許可を受け緑地に白のナンバーを付けて運送することになります。
しかし、営業の許可を受けていない場合には緑色のナンバーが貰えないので、普通の白いナンバーで勝手にタクシーの営業をしています。
白い普通のナンバーでタクシーの営業をするので、「白タク」と言われるようになりました。
普通の自家用車をタクシーとすること、通称「白タク」は、現在、原則として法律で禁止されています。
タクシー事業は「一般乗用旅客自動車運送事業」とされており、
国土交通大臣の許可なくタクシー事業を行うと、
「三年以下の懲役若しくは三百万円以下の罰金に処し、又はこれを併科」という罰則が科せられます。
【中国人が白タクに乗る理由】
なぜ中国人の観光客の多くが駅前や空港のタクシーではなく、
白タクを率先して利用したがるのか?
もちろん、一般のタクシー料金よりも安く7割ほどの値段で目的地に行けるそうです。
そして、何よりスマホのアプリで中国から予約して日本の空港に着いたら
そのまま目的地のホテルまで送ってくれるそうです。
そして、その中国人たちは、個人業者という認識はあっても違法行為という認識は薄いみたいです。
なぜなら、中国では白タクは違法にならないからでだそうです。
2018年に入り、白タク行為を行っていた中国籍の男が相次いで逮捕されています。
しかし支払いがアプリで行われるため、直接的な金銭の受け渡しがなく、
証拠を押さえるのが難しい状況となっています。
日本で白タクといえば昔は繁華街などに多く分からないようにこっそりとひっそりと営業していたイメージですが、
最近では当たり前のように駅前や空港のロータリーに駐車して客を捕まえるわけでもなく
どちらかと言えばアプリで予約してきた客を待っているようです。
【白タク営業の取締】
警察は違法なタクシー営業をしたとして、取り締まりに乗り出しているが、
配車予約から支払いまでインターネット上で完結するため、摘発が難しいそうです。
国土交通省など関係団体などとも連携して警戒を強めています。
でも、実際にはアメリカや中国では自家用車で人を送迎する「ライドシェア」が普及しています。
スマートフォン経由で簡単に車を呼べる利便性があるそうです。
日本でも政府の規制改革推進会議では「ライドシェア」解禁に向けた議論が始まっています。
安倍首相も、国家戦略特区諮問会議で「過疎地などで観光客の交通手段として、自家用自動車の活用を拡大する」と述べ、
一般の人が自家用車で有償送迎するライドシェア(相乗り)、いわゆる「白タク」を可能にする規制緩和を検討するよう指示しています。
どちらにせよ、散布両論ありますが現時点では違法行為なので、
取締の強化は継続して欲しいですね。