中学校の防犯対策 プランターを池に投げ込み窓ガラス損壊

事件

千葉市の中学校で、プランターが池に投げ入れられ、壊されているのが見つかりました。

この中学校では、先月にも窓ガラスが割られる事件が相次いでいました。

 

2001年に池田小事件は全国に衝撃を与えましたよね。

忘れ去られようとしている事件ですが、アメリカでも銃乱射事件などあります。

再度、防犯対策について考えなければいけないのかもしれませんよね。

【事件の詳細】

今回の事件についてですが、まず外部か内部か分かっていません。

防犯カメラからの割り出しが今後進むと思います。

11日午前7時ごろ、千葉市立草野中学校で

「プランターが池の中に投げ入れられている」と110番通報がありました。

警察によりますと、校舎の中庭に並べてあったプランター5個が学校内の池の中に投げ捨てら

れているのを朝に出勤してきた校長が発見しました。

また、別のプランターに植えていた花が複数、引き抜かれて周辺に散乱していました。

この中学校では、先月22日と27日にも1階の窓ガラス合わせて13枚が割られているのが見つかっていました。

警察はいずれも器物損壊事件として関連を調べていて、防犯カメラの分析などを進めています。

【附属池田小事件から学ぶべきこと】

2001年に大阪府池田市にある大阪教育大学附属池田小学校に犯人の宅間守(たくま

まもる)元死刑囚が、突然校内に侵入し包丁を持って手当たり次第に児童を切りつける

いう残虐な事件がありました。

8名が死亡、13名の児童が重軽傷という当時各メディアで報道され全国的に有名になった

事件ですが、被害者の親御さんは犯行後に犯人に向けられた怒りや悲しみが、次第に学校

側の対応にも向けられていきました。

この事件をきっかけに、小学校や幼稚園などの施設に「警察官立ち寄り所」のプレートを

多く見かけるようになりました。

また、防犯ブザーを携帯する児童も増加したほか、保育士や学校の教職員が防犯や心肺蘇

生を学ぶ機会となりました。

放課後に校庭で遊ぶのを禁止したり、防犯カメラを設置したりしていますね。

あとは名札の廃止や地域のボランティアによる登下校の見守り隊が行われたりしています。

【外部なのか内部なのか】

外部なら防犯対策の強化を徹底していかなければなりません。

内部、生徒の犯行ならまた別の問題もあります。

問題児の対応は防犯とは全く別の解決策を考えなければいけませんよね。

どちらにせよ、まだ犯人が分からないので、中途半端なことはいえませんが、

人間として未成熟な子供を不安にさせて何が面白いのか?

また内部、生徒の犯行だったとして、きちっとした躾をしていくには、

どうすればいいのか。

難しい問題です。

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