鮎釣り解禁!アユの旬と特性や釣り方と塩焼きの作り方

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2018年6月2日東京のあきる野市の秋川で鮎釣りが解禁となり、

毎年恒例の釣り始めが行われ、多くの鮎釣りファンで賑わいました。

2日に解禁されたアユの釣り方は「友釣り」と言われる釣り方で、

アユの特性、縄張り争いの習性を利用したものです。

秋川の本流は多摩川があり、一時期は水質が悪化して鮎がまったくいなくなった時期もありました。

今では、水質改善が行われ先月の5月の調査では一日で1万匹以上が確認されたそうです。

去年の調査よりも数が増えているので、

鮎釣りファンにはたまらない報告ですね。

東京の秋川では鮎釣りが9月頃まで楽しむことができます。

そのアユの旬の時期と特性や鮎の釣り方、釣った鮎を塩焼きにする方法など調べてみました。


【アユ釣り解禁と鮎の釣り方】

アユの釣りについては、各県や地方によって解禁日が異なります。

毎年各地の河川に稚魚が放流されています。

そしてそれそれの河川で遊漁解禁日が決められ、その期間だけしか釣る事は出来ないようになっています。

毎年解禁日は初夏で、河川ごとに決められていますが、年々早まってきています。

概ね6月1日前後ですが、兵庫県の闘竜灘、和歌山県の日高川など早いところでは5月1日に解禁されるところもあります。

鮎の旬は初夏から始まります。

アユは資源保護のため、11月-5月は禁漁となっているところが多いです。旬は、この禁猟明けの6月から8月頃までで、特に7月の若鮎が骨も柔らかく美味しいです。

好みにもよりますが、産卵前の落ちアユも子持ちで美味しいという方も多いようです。

落ちアユは地域によって少しずれがあり、近畿などは9月~10月にかけてですが、東北などでは8月下旬頃から始まり、九州などでは逆に10月になってからになります。

鮎は元々縄張り意識の強い魚なので、友釣りの対象になります。

友釣りとは、鮎を釣る時の技法で釣り人が用意したオトリの鮎に掛け針をつけて、

進入させます。

すると野鮎はそのオトリの鮎を追い払おうと体当たりしてくるのですが、

そのタイミングで掛針に引っ掛けて釣る釣法です。


囮鮎には釣り糸と繋がった鼻環を鼻に通し、その糸の先に掛針を付けます。

野鮎は縄張り(餌場)に侵入した鮎(その他を含む)を追い出すために腹(肛門)辺りに突撃(体当たり)して侵入者を追い出す。

突撃後に反転する際、尻ヒレあたりに設定された掛針に野鮎が掛る。日本古来、独特の釣法です。

【鮎の塩焼き方法】

鮎といえば塩焼き。

塩煮するのも美味しいですが、やっぱり焼いたほうが香りもあって美味しく感じます。

1.鮎のウロコを包丁でこ削ぎながら水を流してヌメリを洗い流します。

2.次にお腹側に包丁を入れて内蔵を取り出します。

3.キッチンペーパーなどでお腹の血合を流したあと水気をしっかりとります。

4.塩焼きなので、岩塩を両面にお好みの量ふりかけます。

5.ヒレと尾に化粧塩したあとは焦げないようにアルミを巻いてください。

6.焼き方はグリルで最初は強火で軽く網を温めてから、網に鮎をのせます。

7.火加減は中火弱で10分ほど両面に焼き目がつくまで焼きます。

※鮎のヌメリと内蔵をしっかり取って下さい。臭みのもとになります。お家で食べる時は、串を打たなくてもOKです☆火加減が強いと、身がパサつくので、気をつけて下さい!

鮎の塩煮も魚の身がホクホクして美味しいですよ。

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