熊本市で築100年で改装中の景観形成建造物「後藤商店」が全焼

熊本市中央区辛島町にある後藤商店が火柱があがるほどの火事になりました。

16日の夜に起きた、熊本市で改装工事中だった築100年になる

「後藤商店」の建物が全焼する火事がありました。

熊本市の後藤商店が全焼する火事

16日の午後9時ごろ、「改装工事中の建物から火が出ている」と近くにいた人から消防に通報がありました。

熊本市中央区辛島町の市指定景観形成建造物「後藤商店」から出火し、
消防車11台で消火にあたり、火はおよそ2時間後にほぼ消し止められましたが、
木造瓦ぶき2階建ての建物延べ約800平方メートルが全焼しました。

現場は毎日新聞熊本支局の2軒隣。火の手は一時、隣のマンション10階付近まで上がり、周囲は騒然となりました。

火事の延焼で、隣接するマンションとビル計3棟、駐車場にあった車18台の一部を巻き込んだ火災となりました。

建物は熊本地震で被災して改装中で、ケガ人はいなかった。警察と消防が火事の詳しい原因を調べています。

熊本市の後藤商店とは?

建物は1919(大正8)年、和洋金物などを取り扱う大商家・後藤商店が建築。

2003年に熊本市が歴史的建造物としての価値を認めて景観形成建造物に指定していました。

近年は店舗兼住宅として使われていたが、16年4月の熊本地震で被災し、現在は改装工事中だったそうです。

所有者の女性によると、2016年4月の熊本地震で大規模半壊したが、

今年12月末までに復旧とリノベーション工事を終えて貸しホールにする予定だった。

女性は取材に「文化の発信地にしようと思っていた。再建の途中で残念」と話した。

景観形成建造物とは

景観重要建造物(けいかんじゅうようけんぞうぶつ)とは、2004年(平成16年)に公布された景観法の規定に基づき、景観行政団体が指定する建造物。
ウィキペディアより

登録有形文化財における建造物の登録は築後50年を条件の1つとなっています。

でも景観法においては築年数の規定はありません。

ただし、実際には指定基準において「歴史的価値がある建造物」など明記している自治体も多くあり、

2011年時点で91件指定されている景観重要建造物のうち、
83件は戦前に建築された建造物です。

また民間所有は65件であり、その内で個人所有の建造物は50件となる。

景観重要建造物への指定はそういった民間・個人所有の建造物の維持管理に関わる資金調達や、相続時の相続税の問題解決になるものと期待されています。

全国にある景観形成建造物

全国に沢山の景観形成建造物があるそうです。

すべては網羅できませんが、その中でも100件を超えるのが

京都市の景観重要建造物などは有名みたいですね。

京町家のほか、平安時代の創建で、寺社として初めて指定を受けた上京区の上御霊神社や、

昭和初期のノスタルジックな雰囲気を醸し出す下京区のビル、

老舗旅館などが名を連ねます。

記念すべき100件目は、蓮如上人により造営された山科本願寺跡に建つ、かやぶき屋根の住宅だそうです。

昔から残っている景観重要建造物の保護も時代の中で保存するのは難しそうです。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする