知的財産権を侵害する物品の偽ブランド品などが3年ぶりに3万件を超えたそうです。
今までの偽ブランドの物品の差し止めが過去2番目に高い水準。
財務省は去年1年間の全国にある税関で差し止められた件数を発表しました。
偽ブランド品など知的財産権を侵害した物品は、件数が前の年と比べ17.6%増え、
3万627件。
前年と比べると16倍の13万5135点と大幅に増えたそうです。
【気付かずに使ってるかも?偽ブランド】
偽物を見分ける方法を知らないと普通に買いそうなクオリティーの高い物が
最近は多いみたいですね。
所謂パチもんとは違って、明らかに偽物です!と言わんばかりのコピー品と違って
素人が見ても分からないものばかりです。
実際に使ってても、自分の財布が偽物と気づかずに使ってる人も以外と多いのかもしれません。
特に海外、中国のお土産で貰った高級ブランドの財布などは、疑ったほうがいいかもしれませんね。
では、どうやって見分ければいいのか?
もし、今使ってるブランド品が手元にある人は、一度確認したほうがいいでしょう。
これらの見分け方を調べてみました。
【偽ブランド品の見分け方】
①刻印を確認する
ブランド名などの刻印を確認したほうがいいでしょう。
偽物は掠れていたり、ズレていたりすることが多いです。
あと、バランスですね。
文字のバランスをコピーライト表記Rマークを確認しましょう。
便利な世の中で今はスマホで本物の刻印の画像を出して比べたらすぐ分かると思います。
②ファスナーや金具を確認する
1番は形が違います。
でも形だけでは分かりませんよね?
よく言われるのがファスナーの金具がYKKだったら偽物だというのは今や昔の話。
最近はファスナーなどの金具も凝っているので、見分けがつきにくいです。
簡単に見分けるには、金具についているキズです。
購入する前に見せて貰うと思いますが、金具を確認してください。
キズが明らかに多かったら偽物の可能性が高いです。
③入れ物を確認しよう。
本物は箱に入ってることが多いです。
時計や財布は基本的に箱付きです。
袋だけ、ましてや袋にすら入ってないものは明らかに偽物の可能性があります。
袋にもブランド名が入ってる事が多いので、必ず確認しましょう。
④素材の質感が違う
これは本物の質感を知らないと確認できません。
触った感触で分かれば鑑定士レベルですもんね。
でも、違和感を感じたら購入はやめておいたほうがいいかもしれません。
【まとめ】
先にも書きましたが、最近の偽物はクオリティーが高く見分けがつかないものが
多く存在します。
はじめから偽物と分かっていて購入する人もいるでしょう。
中高生はあまりお金も持ってないけど、ブランド品の財布が欲しくて
初めから偽物と分かっていても購入していたりします。
子供だけじゃなく、大人でも見栄っ張りな人はどうせ分からないだろうと、
値段の安い偽ブランド品を購入したりする人もいます。
でも、そういう人がいるから偽物が無くならないのも事実です。
個人的には、偽物を分かってて買うなら別にいいと思うけど、
それで偽物を作ってる人たちが儲かって、
オリジナルが損をするのは間違ってるとも思います。
偽ブランド物品の輸入元は中国が全体の92.2%を占めていて、
8年連続で9割を超えていて、依然として高い水準が続いてるそうです。
さすがディズニーすら敵に回す怖いもの知らずの国ですね。