大分で起こった山崩れの災害の意外な原因とは

災害

大分県中津市で11日未明に起きた山崩れは、今も5人が行方不明となっています。

しかし、崩れの起こる直前に雨は降っていませんでした。

じゃあなんで、山崩れがおきたのか?

意外な原因が浮上しているそうです。


【山崩れが起こる原因】

山崩れの怒った大分県の中津市では、ココ数日の間に大量の雨は、
降っていませんでした。

土砂崩れや山崩れが起こる原因としては、まとまった雨による地盤の崩れで起こります。

じゃあなんで今回は多量の雨も降っていないのに崩れてしまったのか。

現場の調査を行った専門家の意見では、基礎の岩盤が風化によって崩れた結果で、更に土砂の層が崩落した可能性があるそうです。

また別の専門家の意見では、
「地下水が悪い影響を及ぼしていることは間違いないんです。ここに水路があって、ここから水が出ているのが見える」

からだそうです。

他にも、「田植えの時期になって水がどんどん表面に流され始めたのが一番の誘因では」

との意見もあります。

【山崩れが起こった当時の証言】

目立った雨も降っていなかったのに、午前3時40分ごろに突然、裏山から山崩れが起きて土砂が流れ崩落し、住宅4棟を飲み込みました。

4世帯の住宅が巻き込まれ、21歳から90歳までの男女6人と連絡が取れなくなっていました。

11日の午後に1人が発見されましたが死亡を確認。

まだ、5人の安否も不明な状態で、現場では、人が埋まっている可能性が高いため重機を使わず、警察や消防など203人態勢でスコップなどで土砂を掘り出す作業が続いています。

親族:「ちょうどね。埋まっている真ん中の家だから、どうしようもならんもん。人間の力じゃどうすることもできんじゃないですか」

 

「友達が行方不明」「LINEもつながりません」「どうか早く助けてください」。

土砂崩れで不明となっている江渕優(ゆう)さん(21)の高校時代からの友人、

佐藤真美さんは11日午前からツイッターに書き込みを重ねています。

【土砂崩れの災害対策とは】

大分県は昨年の3月に今回被害を受けた4軒のうち2軒を崩落などで危害が生じる恐れのある土砂災害警戒区域(イエローゾーン)に指定していました。

残る2軒は著しい危害の恐れがある土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)に指定されていました。

今回のように土砂崩れや山崩れは前触れもなく、家屋などをイッキに飲み込んでしまいます。

もちろん、予測は必要だし今回の被害現場も災害警戒区域に指定されていました。

それでも、その土地に家を建てて生活していれば簡単には引っ越しも生活環境も変えられません。

大量にまとまった雨が降れば避難をしていたかもしれないし、避難勧告などがあれば助かったかもしれません。

正直これを防ぐには国や県などの対策に任せるしかありませんが、やっぱり身近で起これば何かしらの対策を考える必要はあると思います。

うちでも、以前から防災グッズを玄関の棚におくようにしています。

被災した場合を想定して雨の場合、夜の場合などレインコートや懐中電灯、ラジオなどの情報チェックも必要になると思います。

うちにある防災グッズには他にも印鑑や大切なものを別で用意してすぐ持ち出せるようにしています。

最近は南海トラフ巨大地震も予想されているので、日々災害情報には気をつけようと思っています。

 

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