今回発覚したのが、無印良品のソファーカバー159点になる商品に
「撥水(はっすい)加工を施しました」と表示していたそうですが、
実際にははっ水加工をしていなかった商品を販売していました。
商品タグなどに「太さの違う糸を使ってざっくりと織り上げた生地に、はっ水加工を施しました」などと表示しており
カタログにも「はっ水加工を施しました」と記載されていたそうです。
2018年の1月までの間おそよ4年間に渡って販売されており、
全てあわせて2万8千点で金額にすると2億円以上の販売がされていました。
消費者庁は、無印良品を展開する会社「良品計画」に対して、
再発の防止を求める措置命令を出しています。
良品計画のコメントは「今回の事態を重く受け止めています」ということです。
【無印良品のはっ水加工事件の詳細】
良品計画が調べた所、調達先を変更した際にはっ水加工を施していない商品に切り替わっていた。
社内の情報共有不足で商品タグなどが変更されていなかった。
発覚したのが、17年の末に同社の担当者が生地の質の違いに気付き問題が発覚しました。
良品計画は同日「信頼を裏切る結果となり、心よりおわび申し上げる」との謝罪文を発表しました。
発生要因については「製造工場の変更に伴ってはっ水加工をやめたが、社内の伝達ミスによって過去のタグや店頭POPをそのまま使用していた」と説明しています。
18年1月にホームページやメールで顧客に事実関係を告知し、返品に応じているそうです。
詳しい商品名について
良品計画は2015年6月18日~18年1月4日に展開した
「綿ポリエステル変り織ハイバックリクライニングソファ」のシーター用、アーム用、ヘッドレスト用、オットマン用――などのカバー計159件の商品にはっ水加工を記載。
消費者庁の対応
消費者庁は一連の表示に対し「不当に顧客を誘引し、一般消費者による自主的かつ合理的な選択を阻害する恐れがあると認められる」と判断。
顧客・従業員への周知徹底と再発防止を求めました。
無印良品に対する消費者庁の対応について、気になるのが社内で発覚し消費者庁に報告。
消費者庁は報告を受けて、行政処分?と消費者庁は良品計画から報告を受けてから処分。
なんというか、消費者庁の仕事ってなに?って感じじゃないですか?
運営する良品計画に対し景品表示法違反(優良誤認)で措置命令を出しています。
消費者庁の仕事って楽でいいですねって感じですよね。
【無印良品とは】
無印良品の商品は昔から好きです。
自転車も昔は買いましたし、今でもバターチキンカレーは月1買ってます。
お皿も無印良品のが多いです。
寝る前にはディヒューザーも使っています。
無印良品のHPより
無印良品は衣服、生活雑貨、食品という幅広い品ぞろえからなる品質の良い商品として、1980年に日本で生まれました。無印良品とは「しるしの無い良い品」という意味です。
無印良品は今も変わらず、3つの原則を基本にしています。1. 素材の選択
2. 工程の見直し
3. 包装の簡略化極めて合理的な生産工程から生まれた商品はとても簡潔です。
言わば「空っぽの器」のようなもの。単純であり空白であるからこそ、
あらゆる人々の思いを受け入れられる究極の自在性がそこに生まれます。
だそうです。
ただ最近は無印良品というブランドになってしまっているのが少し残念な気がします。
それでも、他のブランドにない素朴なイメージの商品が多いので、
個人的にはすごく好きな商品です。
これからも良品計画には頑張ってほしいです。