吸血害虫ヌカカに刺されると眠れない程痒くなるヌカカの対策と治療

話題

これからゴールデンウィークを前に奄美大島などで猛威を奮っているのが

「ヌカカ」

水辺の近くにある観光地で大量に発生し服の中に潜り込んでは血を吸うそうです。

刺された人のインタビューでは、クラゲに刺されたように

いつまでも痒いそうです。

その猛威を奮い始めているヌカカとはなんなのか?

ヌカカ対策や治療を調べてみました。

【ヌカカとは】

刺されると眠れないほど猛烈なカユミに襲われるそうですが、

ヌカカの生態とは。

ヌカカとはハエの仲間です。

糠蚊と漢字でかくほど糠粒のように小さい蚊という意味です。

吸血害虫にはヤブや蚊など有名な虫が多いですが、ヌカカの知名度は低いです。

あまりにも認知度が低く小さいため痒くなったら蚊にさされたと思う人が多いそうです。

ヌカカは磯や川や池など水が多いところで大量に発生します。

幼虫は湿地や池、沼や水田、渓流、海岸などの泥土中に生息するため、
水辺が近いところで大発生することが多いのです。

これからの6月頃から9月ぐらいまで暖かくなる季節に多く発生し活動します。

ヌカカは集団で活動します。

刺される時は集団で刺されるため小さい赤い斑点が出来て痒くなります。

蚊と同じで刺すのはメスだけです。

【ヌカカに刺されないように対策する方法】

ヌカカの体長は1~1.5mmほどの小さな吸血害虫です。

ヌカカに刺されると何箇所も刺されるため湿疹のようになります。

蚊に刺された時と比べ物にならないほど痒みが襲ってきて夜も寝れないほどだそうです。

ヌカカの唾液成分が抗原(アルゲン)となって体の抗体と反応し、ヒスタミンなどの痒みの原因となる物質が分泌されるからです。

ヌカカの場合は蚊と違って後から痒みがきます。

それでは刺されないようにするために、どのような対策をとればいいでしょうか?

とても小さいヌカカは服の中にも入ってくるため簡単な虫刺され対策では防げません。

体が小さいため網戸などを抜けて住居に侵入してくることもあります。

これからGWのシーズンにはキャンプやアウトドアに出かける人も多いと思います。

そんな時は肌の露出が少ない服装で出かけましょう。

長袖に長ズボンでしっかり足元を覆うようなスニーカーを履きましょう。

首の周りをヌカカに刺さる人も多いそうなので、首の周りにタオルなどを巻くのも効果的です。

一般的ですが、虫除けスプレーも効果的です。

虫が嫌がるディートと呼ばれる忌避剤を含むものがいいです。

アレルギー体質の方はディートの含まれない虫除けスプレーもあります。

ゴールデンウィークにアウトドアや観光に出かける人は虫除けスプレーは必須ですね。

【ヌカカに刺されたときの治療法とは】

ヌカカに刺されると蚊と違って後から痒みが猛烈に襲ってきます。

ヌカカに刺されると小さい赤みができるのが特徴です。

虫刺されに対してアレルギー反応が強い方の場合、赤みの範囲が広かったり、患部がぷくっと水ぶくれになることもあります。

水ぶくれを掻き壊してしまうととびひのおそれもあるので、虫刺されパッチで保護するといいでしょう。

刺されたらすぐに患部を冷やす事で痒みや腫れを抑えることができます。

塗り薬としては、炎症を抑える効果があるステロイド外用薬を塗るのが効果的です。

炎症が広くなかなか痒みが収まらない時は早めに皮膚科を受診したほうがよさそうですね。

これからキャンプやアウトドアで池や川でゴールデンウィークに出掛ける方は、

虫除けスプレーは必須でステロイド外用薬を持参して出掛けてくださいね。

マウンテンシティ

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