クラブ活動、部活が週休二日にすることをスポーツ庁の有識者会議で
了承されました。
部活で休みがなく、好きなことが出来ない多感な時期の中学生や高校生にとっては朗報ですよね。
部活に入ったら休めないし休んだから部活の仲間から嫌われるかもしれないし、
でも、ライブとか行きたいし友達と遊びにも行きたいしね。
今回の部活動に関する指針をまとめてみました。
【スポーツ庁が指針案を了承】
13日の会合でスポーツ庁の有識者会議は、中学校での適切な運動部活動の運用の仕方について、
指針案を了承しました。
今回の会議で決まった内容は、負傷のリスクを減らし学期中の部活の時間を週休二日にするとして、休養日を設けることとしました。
他には1日の活動の時間は平日で2時間、休日は3時間ぐらいにする。
ちょっとびっくりなのが、高校生の部活動も原則適用するとしています。
野球部とか野球部に限らずですが一日中練習してる部はどうするんでしょう。
甲子園に行きたくて毎日辛くても歯を食いしばって頑張ってる高校球児たちに、
2時間しか練習するなと言えるのでしょうか。
3月中にはスポーツ庁から指針が発表され、全国の自治体や学校などに通達がいきます。
指針の内容は他にスポーツ医科学の観点も踏まえて、平日と週末とで
少なくとも1日ずつで2日間休養日とする。
週末に大会が重なった場合などは、休養日を振り替えるとした。
長期休暇の際には、長いオフシーズンを設けることも求めています。
週末の試合が生徒たちの負担にならないように、
大会の統廃合や学校が参加できる大会数の上限を定めることも盛り込んでいます。
部活はスポーツだけじゃないのにね。
なんで、スポーツ庁が指針を決めるのか文部省からの指針ならまだ分かりますけど。
【過去には文部省から目安の通達あった】
部活動の休養日については、以前にも文部省から目安としての発表があったそうです。
平性9年に「中学は週2日以上」とした目安がありました。
今回のスポーツ庁からの発表は週2日以上の休養日を設けるだけでなく、
1日の活動時間にも制限が設けられています。
これについて、上限を設けることは初めてで、最近過熱気味の学校側の目標設定に対する
歯止めにもなるとしています。
また部活の試合などが入ると担当教員も休みがなくなるので、多忙な教員の働き方改革につながることも見込まれています。
部活というかスポーツや競技が好きな生徒からすれば、あまり嬉しくない指針ですよね。
指針に法的な拘束力がないので、スポーツに力を入れている私立はどこまで指針に対して活動方針を考えていくのか。
【部活が休みになったら】
ネットで部活で検索すると、
「休みたい」とか「休む理由」など、休みたいくて仕方がない生徒も
多少なりとも、いるんですよね。
でも、なかには部活がないとダラダラしてしまうから部活があったほうが充実するといった学生もいます。
個人的な意見は、勉強が好きなら部活に入らなければいいし、
勉強よりスポーツが好きなら部活を頑張ればいいと思うけど、
そんな単純なものでもないんでしょうね。
校庭で部活を頑張る学生と図書館や塾で勉強を頑張る学生の何が違うんでしょうか。
まあ何が言いたいかというと、自分で考えて自分の好きなように選択させればいいんじゃないんでしょうか。
今まで何十年と制限を設けないでいた部活の時間に無理やりスポーツ庁の
「スポーツ庁だって仕事してるんですよ」感を出されても、
学校も学生も困りますよね。