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原宿駅前で女性を盗撮していたとされる男性を見つけて、
盗撮されていた女性と付き合っている交際相手を装って100万円を
脅し取ろうとして、男性の2人が警視庁に逮捕されました。
なぜ、盗撮していた男性が分かるのでしょうか。
恐喝しなければ、ただのいい人で済んだんですよね。
しかも、名前のセンス。
劇団型盗撮ブラックパンサーって、誰が付けたんでしょう(笑)
逮捕された2人の行動を詳しく調べてみました。
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【ブラックパンサー事件の詳細】
今月の12日に東京のJR原宿駅の近くの路上で女性の足などを盗撮していたとみられる39歳の男性をみつけ、示談金を現金で100万円払えと脅したそうです。
手口としては、まず今回逮捕された2人のうち1人で自称無職の大城岳容疑者(23)が
盗撮していた男性に「盗撮したの見ていましたよ」と声をかけるそうです。
その後、職業不詳の下里優容疑者(29)が盗撮されていた女性の彼氏のフリをして現れて、
「俺の彼女のケツを撮りやがって」と男性を脅します。
女性は下里容疑者らと面識はなく、盗撮に気付かずにその場から立ち去っていました。
盗撮していた男性は怖くなって示談金を払ってしまうのでしょうね。
だって彼氏と言われたり、見てましたよとか目撃証言をする人が現れたら
観念するしかないですもんね。
16日に男性が原宿署に被害を相談。
17日に現金受け渡しの場所に現れた下里容疑者らを、警戒していた捜査員が取り押さえた。
でも、逮捕されるぐらいならと示談金を払ってしまうのでしょう。
この2人も同じ手口で犯行を繰り返していたみたいです。
恐喝するとどういった罪に問われるのでしょうか。
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【恐喝罪とは】
恐喝罪(きょうかつざい)とは、暴力や相手の公表できない弱みを握るなどして脅迫すること等で相手を畏怖させ、金銭その他の財物を脅し取ることを内容とする犯罪。刑法249条に規定されている。
Wikipediaより
恐喝罪が成立するには4つの要件満たして成立するみたいです。
①相手をから財物をとるために暴行や脅迫を利用する
まず、恐喝罪には暴行や脅迫を用いていることが前提です。例えば、相手を殴って怯えさせてり、「金を出さないとぶっ殺すぞ」と、脅迫することなどが考えられます。(恐喝行為)
②恐喝行為により相手が畏怖する
この恐喝行為によって被害者が畏怖する(恐怖を感じる)ことが恐喝罪の要件の一つです。
③相手が畏怖により、金銭や財産上の利益を処分する
被害者が畏怖により金銭や財産上の利益などを処分することが要件の一つです。
④金銭や財産上の利益が第三者に移転する
この金銭などが第三者に移転することで恐喝罪が成立します。
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恐喝罪の罰則
恐喝罪の罰則は【10年以下の懲役】です。懲役刑しか設けられていない非常に重い罪です。
今回の恐喝未遂事件ですが、未遂の場合でも処罰の対象になるそうです。
恐喝罪では、恐喝未遂も処罰の対象になります。
例えば、上記の③相手が畏怖しても財産を手放さずに交番に駆け込んだ場合、
恐喝未遂となりますので、処罰の対象です。
また、恐喝では暴行や脅迫を用いており、そちらもそれぞれ罪(暴行罪・脅迫罪)に該当しますので、途中で抵抗されたとしても処罰される可能性はあります。
【劇団型盗撮ブラックパンサーのまとめ】
今回の事件は、劇団型盗撮ブラックパンサーと呼ばれている恐喝集団が
原宿駅の路上で盗撮していた男性を盗撮されたいた女性の
彼氏のフリをして登場し100万で示談にすると脅迫する事件でした。
誰がつけたのか分かりませんが、
劇団型盗撮ブラックパンサーのネーミングセンス!
映画のブラックパンサーとは全くかけ離れた内容ですが、
思わず2度見してしまうネーミングに脱帽です(笑)
ちなみに、脅迫されたけど盗撮していた男性はもちろん最後に
逮捕されるというオチは用意されているんですよね?
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